REPORT

co+shegoto2018 実施レポート

2018.12.9 Sun   co+shegoto2018『全体ふりかえり会

co+shehoto2018 講座vol.5 「全体ふりかえり会」 

2018年12月9日(日)

10:00-12:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

 

ご無沙汰しております。インターン生の望月です!いよいよ今回は最終回・・・(ToT) 今回は最後ということもあり、すごく大切な部分を扱っていきました!その分情報量が多く、文章が複雑になってしまいますが、今回のco+shegotoはどのような内容だったのか、皆様に出来るだけわかりやすくお届けしますので、是非最後までご覧ください!では、宜しくお願いします!

 

1.実施概要

今回の講座の目的は大きく2つあります。一つはこの講座に参加してからの「行動・考え・気づきとはどんなものだったのか」の振り返り。もう一つは「なぜ今の事業をやっているのか」という事を語るためのストーリー整理です。詳しくは後述しますので、早速内容の確認に入ります!

 

①チェックイン

毎度おなじみのチェックインをしていきました!

今回は、ⅰお名前、ⅱ今の正直な気持ちや気になっていることについて話してもらいました。最終回ということもあり、参加者も支援機関の方も戸惑うことなくスムーズに自分のことを話していて、きちんと場に入れていたと思います。

 

②振り返り(LEGO®︎・SERIOUS PLAY®︎・メソッドと教材を活用)

初回ぶりのLEGO®︎を活用したワークでは、これまでの参加者の学びや気付きを、自由にLEGO®︎を組み立て、出てきた作品に後から意味付けをすることで振り返りを行なっていきました。

今回はⅰ.組み立ての練習ⅱ.意味づけの練習ⅲ.ストーリーを語る練習と言った全体の流れでワークをしていきます。

 

具体的な内容に入る前に、今回行ったLEGO®︎SERIOUS PLAY®︎・メソッドの大まかな手順を説明しておきます!

LEGO®︎のワークはまず、ざっくりとした「問い」が出されます。この段階ではまだ何も考えず、次のステップ「作る」に移行し、無心で手だけをひたすら動かし、自分の中でしっくりくるもの、好きだなと思う形を作っていきます。重要なのは‘‘お題をあえて考えないこと’’、‘‘悩んだら手を動かすこと’’です。

 

制限時間3分の中でそれぞれ、LEGO®︎で何となく納得のいくモノが作れたら、次はそれを「説明」する段階に入ります。ここで初めて、自分(問われた内容)をLEGO®︎に反映していき、‘‘なぜこの形になったのか’’を‘‘自分の学び、気づき、価値観’’に基づいて意味付けしながら説明します。

 

言ってしまえば即興で意味付けをしていく作業。ですがこれが驚くことに普通に考えていたら思いつかなかったような事が、説明していく中でどんどんと頭の中から出てきて、本人達が自覚していないこれまでの学びや気づきを掘り起こされていきます。

 

それでは当講座の内容へ。

今回はまず、練習として、各々が思い浮かべる「タワー」をLEGO®︎で制作してもらい、その後自分のタワーの好きなところ、こだわりポイントを語っていただきました。本題に入る前の準備運動です。

一通り終えたところで今度は「この半年間の学んだこと、気づいたこと」を後から意味付けしていきます。

それぞれ説明していく中で、今回講座に参加したことは自分にとってどんな意味があったのか、改めて確認し、実感していただきました。

 

次に、お題を「事業を通して伝えたい想い、価値観」として、LEGO®︎を組み立てていきました。ポイントは事業そのものの形ではなく、‘‘価値観’’であるところです。

仮に自分がエステ事業をやっていたとしましょう。ここでエステをしている自分の姿をLEGO®︎で作ってしまうと、それは価値観ではありませんよね。

そうではなく「エステを通して伝えたいこと」という形のないものをあえてLEGO®︎で形を与えて、語りやすくする、というのがこのワークの目的です。

やり方は上述した本メソッドのやり方と同じです。何も考えず、手だけを信じて、組み立てて、その後意味づけをする。

 

実はこの工程は次のワークをやる上で、非常に大切な核を担う部分なんです!

詳しくは後ほど!

 

③一人一人のナラティブ作り

はじめにてっちゃんによるストーリーを語ることの重要性やパブリック・ナラティブについての説明がありました。具体的な内容は次章「ワークショップの仕掛け・運営側の思い」でお伝えします。

 

次に自分自身が「なぜこの事業をやりたいのか」を語ることがいかに重要か知っていただいた上でそれをストーリーとしてどういった方法で語っていくべきなのかを解説し、実際にワークで実践をしました。

 

パブリック・ナラティブとは相手(お客様や協力して欲しい人)に対して認識的(やり方やロジックの)理解ではなく、感情的理解の促進を目的とした語りかたの事を言います。人はやり方がわかっても「なぜそれをやる必要があるのか」「なぜあなたがそれをやっているのか」が分からない=感情が揺さぶられないと動かない生き物です。

 

また、人は行動する時のプロセスとして価値観→感情→行動というステップを踏みます。お化粧するのは「自信」や「憧れ」などの感情に基づいていますし、その感情は過去の経験、体験からくる「綺麗になりたい〜!」という価値観を前提としています。言い換えれば価値観とは感情を揺さぶる際にかなり重要な役割なのです。

 

お気づきかもしれませんが、先程LEGO®︎で自分の伝えたい想い、価値観を改めて形作ったのは、それをきちんと理解しておくことが、誰かに協力してもらったり、商品を買っていただく時に非常に役立つから、というわけです‼︎

 

さて、ナラティブで語る感情的理解を促すストーリーですが、実は3種類あります。

ⅰ.ストーリー・オブ・セルフ

ⅱ.ストーリー・オブ・アス

ⅲ.ストーリー・オブ・ナウ

 

それぞれの語りに狙いがあるのですが、今回取り扱ったのはⅰ.ストーリー・オブ・セルフ「なぜ自分がそれをやりたいのか」の語りについてなので、詳しく掘り下げていきましょー!

 

人々が引き込まれ、共感するストーリーを作るときに重要なのは、いかにサクセスストーリーを盛り込むか、ではありません。寧ろどんな「困難」があり、それに対してどんな「行動」をし、どんな「結果」があるのか(どんな事を学んだのか)が引きこまれる要素になります。

ここで注意したいのは「困難」といっても、そんなに大きな事でなくてもいい、ということです。今の事業を始めようと思ったきっかけやチャンスと置き換えても大丈夫です。

 

パブリック・ナラティブとは見せかけだけの輝きをどうまとうのではなく、内にある輝きをどう引き出すかを教えるものなのです。

 

今回は一人一人ワークシートを使って、ナラティブを考えていきました。

このワークシートには

・語りたいあなたの価値観

・困難(チャレンジ)

・選択

・結果

を書く欄があります。

そしてお互いの過去についてコーチングをしながら深掘りをしていき、自分のナラティブストーリーを作っていただきました!

 

④共有、発表

先程コーチングで作っていったストーリーを元に、片方はこの困難→それを受けての行動→結果という話の筋を決め、自分のことを3分間語っていき、もう片方はその話から、「この人の価値観はここに現れていたな、困難はここで結果はここだetc…」という事を聴きながらメモし、2分間でフィードバックをしてもらいました!フィールドバックする中でお互いの良いところ、悪いところを指摘しあって、弱いところは深掘りをし、より引きこまれるストーリー作りしていきます。この流れを一回目はグループで、二回目はペアを作り実戦をしました。

 

あまりない体験で、あたふたした方もいらっしゃったようですが、今まで同じ場所で学んできたけど、「なぜその人が今の活動をやっているのか」、知らなかったその人の価値観やそれに基づく行動、結果をしり、それぞれ共感の輪を広げていた印象です!

 

⑤チェックアウト

いよいよco+shegoto最期のチェックアウト。今日あったことだけではなく、今までの講座でどんな学びや気づき、自分が変わったところについて振り返っていきました。

きっと今回、話し足りなかった人もいるかもしれませんが、そのモヤモヤをぜひ持ち帰ってもらって、自分で改めて考えていただきたいと思います!

2.ワークショップの仕掛け・運営側の思い

 

今回運営側の思い、狙いとして3つの仕掛けがありました。それは、

①「実際に使える学び」 ②ストーリーを語ること ③自分で情報を選ぶ です!

 

①「実際に使える学び」

今回、振り返りをする上でLEGO®︎SERIOUS PLAY®︎を採用したのには意味があります。

まさに今回は「自分で気づいてもらい、使ってもらう」為の振り返りでした。講座は今回で終わってしまいますがそれぞれの事業は続いていきます。そこで、自分の中の内なる声に耳を傾けて、「あ、そういえば」「あの時のはこういうことか!」と自分で気づいてもらい、記憶に定着させることで、終わった後でも実践していただけるようLEGO®︎を使い今回のような場を設けました。

 

②ストーリーを語ること

事業をこれからも進めていく上で、誰かに協力して頂くことは必要不可欠です。支援機関さんや取引先、はたまた違う事業をやっている方…

「この人と一緒にやりたい!」「ぜひ手伝って欲しい!」と言う時が来た時、今回やったナラティブは非常に重要です。

 

実はこれは『コミュニティ・オーガナイジング』という考えから来ています。少し意訳を交えて表現すると、「組織でない人々を組織化するための考え方」。ここで大切なのは誰かに共感してもらい、共に同じ目標を目指す組織になってもらう上で必要なものは『五つのリーダーシップ』ということです。

 

五つのリーダーシップとは

 

ⅰ.ストーリーの共有ⅱ.コミットメントⅲ.組織構造ⅳ.創造的な戦略ⅴ.目標のある行動

 

ここでのリーダーシップとは「責任を引き受けること」と解釈します。では、その責任とはなんでしょう。「他者に次の行動をしてもらう」ということです。他者にとって、見通しのない不確定な状況ではなかなか協力してもらえないし、次の行動を起こしにくい。そこでリーダーシップを発揮し、「一緒に動こうよ!」とアクションを起こして、他者を動かし組織づくりをしていくという原理。

 

自分が事業を行う進めていく上では、やはり誰かの助けが必要です。そんな時「私は〇〇だから、〇〇なことがあったから、この事業をやりたいんです!!!!」というストーリーを語り、共感、納得してもらうということが第一歩で、実はすごく重要なのです。

 

また、最近は本当に色々な商品やサービスが現在進行形で増えていき、市場にあふれています。

そんな時代だからこそ「人の差別化」が大切なのです。確かに商品にこだわることも必要です。しかしお客様にとってはそれは数ある商品の中の一つでしかない。で、あるならばその商品の裏にある自分の思いや価値観を語り、それを付加価値として提供し、「あなたの思いが詰まった商品だから買いに来たよ」と言ってもらえる事業にしていったほうがwin-winの関係性を築いて行きやすいはずです。

 

もし「エステの素晴らしさを世の中に伝えたい!!」と思っていたとしても、ただそれだけを言ったところで、きっと多くの人が「へー。そーなんだー。」で終わってしまいますよね。そうではなく、きちんと自分の言葉で、自分ならではのストーリーを語ってもらう為に今回はフレームワークとして『パブリック・ナラティブ』と言う手法をご紹介しました!

 

③自分で情報を選ぶ

今回は冒頭でお伝えした通り、大切な部分だからこそ、情報量が多い内容でした。その中でいくつもキーワードとなり得る言葉や考え方が出てきたと思おます。

しかし、講義のはじめてっちゃんからもあったように、全部を覚えようとする必要はありません。寧ろ多くの情報の中から自分が「これだ!」と思うものを抜き取っていただき、事業に生かしてい欲しいという思いがありました。

 

①でもお伝えしたように、人は気づいたからこそ使います。この講義で今の自分に足りないものは何か、という視点を常に待ってもらい、考えながら受講して頂くことで、気づきを自ら生み出し、確実に持ち帰ってもらうことが一つ、この講座の目的でもありました。

3.参加を通しての気づき

 

私が、今回や今までのco+shegotoを通して気づいた事を書きたいと思います!(^^)

 

組織を作る上で、私は今まで戦略やアクションの質が最も重要であると思っていました。結果を出している様々な企業のすごい所は、斬新な戦略や、驚くようなアイデアがあるからだと。

しかし、それよりもまずチームメンバーに自分の思いに対して、共感や納得を得てもらい、関係性をつくることが実は大切なのだと改めて気づくことができました。

そのために今回の講座でもあったように、ナラティブが語れるということは、関係性を作る上で大きな武器となります。

また、ナラティブを語れる=【自分がなぜやりたいのか?】という信念を持ち続けることでもあります。確かに今は起業がしやすい時代になりましたが、それを続けるとなるとそれなりの"想い"が必ず必要で、なければならないものです。

 

私生活でも、例えば「明日からダイエットしよう!」と思っても、思いつきだったら長くは続かず、すぐに辞めてしまいますよね。しかし自分がダイエットをしようと思ったきっかけ、困難、チャンスをしっかり自覚していればそれなりに続くはずです。起業だけではなく、普段の何気ないところでもナラティブは使えると思いました。

co+shegotoに参加していて私が一番感じたことは、やっぱり支援機関の方を含め、参加者同士がなんでも話せる場になっていたことです。

今回の講座が始まる時から終わる時まで、

「今日で終わっちゃうの寂しいね」という声がちらほらと聞こえてきて、参加者の中でこの講座はとても大きな存在だったように思えます。

私自身もなんだか寂しくて、そのように多くの人が思えるような場作りをbondplaceはしていました。

このco+shegotoでできた関係性は、これからも継続していくことでお互いの助けにもなるのではないでしょうか?

 

経営者は孤独とよく聞きますが、co+shegotoに参加したことで

「自分は孤独だ」と感じることは他と比べて少ないかもしれないですね。

 

この講義は最後ではありません。これからも各々の事業は続いていきます。この講座を受けてできた関係性を大切にしつつ、お互いに協力しながら、それぞれの目標を達成していってほしいと思います!以上でco+shegotoのレポートは終わります。皆さんありがとうございました!とても楽しかったです!(co+shegotoインターン 望月)


2018.11.27 Tue   co+shegoto2018『先輩の現場見学会

なにか新しいことを始める時。

「この先どうなるんだろう…」「自分にできるんだろうか…」

そんな怖さや不安、葛藤をみんなはどうやって乗り越えてきたんだろうか?

 

今回のco+shegotoでは、これから新たな一歩を踏み出していく参加者の皆さんと一緒に、これから私が進んでいく道を見つけるために、一歩を踏み出す勇気をもらうために、バスに乗って様々な先輩方のところへお伺いさせていただきました。

 

見学会でお伺いさせていただいたのは、

Natural Beauty school Smilyの志田さおりさん、Foster Lifeの石井奈実絵さん、LINKwith&Coの宮下くみ子さん、tobiraの上田聖子さん、パンのオオトヤの大戸洋子さん、Answer Knocksの渡辺郁さんです。

 

モデレーターを務めるのは、NPO法人bondplaceの小笠原祐司と芦澤香。

 

ゲストの方々は、起業をするときにどのような壁にぶち当たってきたのでしょうか、またその時どうやって壁を乗り越えてきたのでしょうか。

それぞれのお話を聞きながら自分にも活かせそうなヒントを探していきました。 

 

1人目:Natural Beauty school Smilyの志田さおりさん

志田さんのサロンに入り、白ベースの床と壁にお洒落なテーブルやお皿がありました。

お洒落な空間を目にして、起業への憧れが皆さん増してきたと思います。

そんなキラキラ輝いて見える志田さんにも、起業をするにあたって沢山の葛藤があったこと、費用削減のためにサロンを自分で作ったこと、様々なことを実際に起業した志田さんに聞くことでより具体的にイメージしやすくなったと思います。

「"家庭"があるから起業出来ない...」という女性が起業する上での壁があります。 しかしこの起業の壁を乗り越えても尚、自宅サロンから、サロンを移した背景にもやはり"家族"の壁がありました。子供も歳を重ねるにつれ、「家に人が来るのが嫌だ」と思うようになります。

1つ壁を乗り越えてもまた新しい壁が出てくる。 起業はやはりそう簡単なことではないと思いました。

しかし志田さんは、様々な壁が立ちはだかる中 「自分らしく」をモットーに仕事というよりライフスタイルのように仕事をしている姿がとてもカッコよかったです。 どんな新しいことにも自分がしたいと思ったら挑戦する、自分の信念をしっかり持っている志田さんに勇気とパワーをもらえました。

 

2人目:Foster Lifeの石井奈実絵さん

母として私の育児は間違っているんじゃないか。うちの子は周りに迷惑をかけていないかしら。

そんな悩みやストレスを抱えたママたちへのサポートを行っているFoster Lifeの石井奈実絵さん。

 

石井さん自身も、今回お邪魔した南アルプス市の金丸文化学園を拠点に3人のママさんたちと出会い、お互いの得意をいかして一緒に企画を始めました。

「子育て」というキーワードでつながった4人。まずはとにかくお話してみませんか、ということで集まってみたそう。そこでのお話の中で「ゲストを呼んで子育てを考えるイベントをやろう」ということで企画が立ち上がり、一緒に活動する中で4人のつながりが大きくなっていきました

いきなり大きなことからやろうとせずに、まずは自分たちのできる範囲でできることからやっていくこと。一人ひとりの小さなできることを掛け合わせることで、想像もしていなかったことも実現できること。

いきなり大きなことを実現したいと思ってしまうのですが、やはりまずは目の前の一歩を大切にしていきたいなと思いました。

 

3人目:LINKwith&Coの宮下くみ子さん

 

LINKwith&Coの宮下くみ子さんは、「暮らす」も「働く」もどっちもあきらめないをテーマに、在宅ワークのご紹介などを行っています。

そんな宮下さんはやりたいことははっきりしていたし、思いも十分あった。けど具体的に何から始めればいいのか全くわからなかったのだそう。

いろんな人に相談したり、自分がやりたいことをもうすでにやっている企業へ訪問に行ったりする中で、同じアドバイスをもらいます。

それは「仲間をつくること」でした。

それから共通の知人を通して、現在代表補佐を務めている牛田さんと出会います。

宮下さんが突っ走ってしまった時にそっと道を修正してくれる人がいることで、宮下さん自身の安心感にもつながっているのだそう。

弱みを補い合ったり強みをいかしあったり、不安でいっぱいの時に励ましてくれたり、成功した時にお互いに称えあったり。

そんなことができる人との出会いやつながりを大切にしてもらいたいなと思いました。

 

4人目:tobiraの上田聖子さん

モデレーターの小笠原からの「いま話を聞いている参加者の方々に伝えたいことはありますか?」という質問に対し、「自分のやりたいことはどんどん変化していい!」と答えた上田さん。去年の女性起業支援の講座に参加した時には「人がつながるパンのお店をつくりたい」と言っていた上田さんですが、周りからの期待や応援が大きくなるほど、同じように恐怖も大きくなったと言います。

お金をたくさん借りて店舗をひらくのに、上田さん自身の心の準備やご家族の理解もまだ万全ではありませんでした。

ここで自分の気持ちを置き去りにして無理してすすめるのではなく、一歩引いてタイミングを待ってみることにしました。

現在では店舗を持たずに活動している上田さんですが、店舗がなくてもパンをきかっけに人のつながりはつくれることを実感しているのだそう。

最初に描いていたスタイルとは違う方法でも、自分のやりたいことは実現できるんだと伝えていただきました。だからこそ「やり方・方法」に固執するのではなく、柔軟に対応していくことでやりたいことは実現できることを教えてもらいました。

 

5人目:パンのオオトヤの大戸洋子さん

パンの製造販売に加え、ライター・ウェブサイトの運営管理・チラシなどのデザイン・イベント企画運営など、まるで1人グループ会社のように働いている大戸さん。

その時々の状況に合わせて「自分が大切にしていることは何なのか?」「子どもがいる状況で、どんな働き方がいいのか?」を考えて動いてきた結果、今のようなスタイルになったのだそう。

必ずしも「起業すること」がベストではありません。危険なのは「私輝けるんだ!」と起業に固執してしまうこと。

その時々の自分や家族の状況に合わせて、いろんな選択肢を持ちながら柔軟に対応していくことの大切さを、大戸さんから教えていただきました。

 

6人目:Answer Knocksの渡辺郁さん

「仕事の機会と希望を提供する企業」「多文化共生における地域でのTUGBOATとなる企業」をミッションに掲げ、甲府で人材派遣の会社を経営する渡辺さん。

2008年に現在の会社を設立されたのですが、10年間続けられたのはなんでですか?という質問に、理念を大事にしてきたと教えていただきました。

「どこかに行きたい!」だけではどこにも行けない。具体的にどこに行きたいのかがわかればおのずと行き方もわかる。

どうしても「〇〇だから…」とできない理由に縛られてしまってなかなか一歩を踏み出せない人もいますが、「まだ起こってもいない未来の失敗を気にしすぎてはいけない!本当に起こった時に全力で考えればいいから、とにかくまずはやってみること!」と参加者の方々に強烈なメッセージを送っていただきました。

参加を通した気づき

どんな人でもやはり最初の一歩は不安に押しつぶされそうになるもの。

そんな不安をどうやって乗り越えてきたんだろう。自分は乗り越えることができるんだろうか。

私自身もそんな不安と戦っている真っ最中です。

今日の6人の方々のお話で、「とにかく目の前の相手に求められていることを大切にすること」「不安を感じながらも、まずはやってみること」

そんな2つのメッセージが特に印象に残っています。

「じぶんがこれをやりたいんだ!」という思いももちろん大切ですが、誰かの役に立てるから・目の前の人の困難や苦しみを解決できるから、その事業に価値が生まれてより多くの人に求められていく。自分が道に迷った時は、誰に届けたいのか?なんでこの人は自分を求めてくれるのか?という視点に立ち戻ってみたいなと思いました。

そして、とにかくまずはやってみること。未来のリスクを考え出したらキリがないし、考えれば考えるほど不安が大きくなって動き出せなくなってしまうのかもしれません。

時には流れに身を任せて、えいってやってしまう気持ちも大切にしたいですね。そんな時に加速をつけてくれるのは、やっぱり仲間の存在だと思います。自分1人だったら怖くて踏み出せない一歩も、みんなで踏み出せるなら勇気がもらえるなって思うんです。

そんな自分にエネルギーをじゃんじゃん注いでくれる仲間をぜひつくってほしいなって思います。

 

以上、bondplaceの芦沢郁哉でした!


2018.11.6 Tue   co+shegoto2018講座vol.3『収支計画と資金調達

co+shehoto2018 講座vol.3 「収支計画と資金調達」 

2018年11月6日(火)

【午前の部】10:00-12:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

【夜の部】19:00-21:00 山梨県信用保証協会

 

こんにちは!インターン生の望月です!最近は寒くなってきて、コンビニのおでんが沁みる季節に近づいて来ました...皆さん、くれぐれも風邪を引かないように気をつけて下さい(*⁰▿⁰*)!

さて、今回は『収支計画と資金調達』です。数字が嫌い〜!なんて方も多かったようですが、どのように参加者が数字について考えるようになったのでしょうか?今回も私が感じたことをレポートに書きたいと思います!

 

 1.実施概要

①チェックイン

毎度恒例のチェックイン。今回は、数字を扱う内容なので、「理解出来るか心配…」という声が多々ありました。今の気持ちを正直に打ち明けることで、心に少し余裕が生まれ、その空いたスペースが、学んだこと、気づいたことをしまって置ける場所になります。

 

②手取りについて

早速、収支計画へ!…と行きたいところですが、ここで1つ皆さんに質問です。

「毎月の手取りいくら必要ですか?」

 

実は先に手取りを考えておく事はとても重要なんです。詳しくは後述しますので、今はなんとなく「大切なんだなぁ」位に頭の片隅へ留めておいて頂ければ十分です。ここでは自分が貰いたい手取りの希望を何となくイメージして、それぞれ付箋にメモしました。

 

③価格設定

皆さん1度は通らなくてはならない価格設定。しかし、「いくらにすればいいのか分からない…」という人が実は沢山います。

“価格”を決める上で大切なのは、相場やどれくらい時間がかかったかではなく、自分たちの商品・サービスが、どこのどういう人にとってどれくらいの“価値”がありそうか、という具体的なイメージです。

今回は「ビジネスモデル・キャンバス」というワークシートを使って、ⅰ与える価値ⅱ顧客像ⅲチャネル(お客様が商品と繋がる機会)の3つを各自で考え、ⅰ~ⅲが、それぞれズレていないかどうか改めて確認しました。

 

④収支計画

いよいよ本題に入っていきます。収支計画とは「事業を続けていく(成長させる)には、いくら利益を上げる必要がありそうか」を考える作業です。こんな事を言うと身構えてしまう方がいらっしゃるかも知れません。そこで今回は身近な、「家計簿」を使って練習問題を行いました。

収支計画に少し慣れたところで、次は実際に自分の事業に当てはめて、計画を立てて行きます。その前に予備知識として、

【変動費・・・売上の増減に比例してかかるお金】ex.材料費

【固定費・・・売上の増減に関係なくかかるお金】ex.人件費

という事を覚えておいてください。

①で決めた手取りから逆算して、どれくらいの売上を上げなくてはならないのか、その売上から変動費、固定費を引いた金額(=利益)がきちんと手取りと一致しているのか、それぞれワークシートに書き込んで確認していきます。自分の事業にかかるお金(固定費)を支援機関の方々と相談しながら割り出し、一体どのくらいの売上を上げなくてはなのかを考えながら、答え合わせのような感覚で行いました。

 

⑤資金調達

皆さんはどんな人ならお金を貸すことが出来るでしょうか?きっと「信用出来る人」ですよね。資金調達をする上でまさに大切なのはこの「信用・信頼」です。なので、今回行った収支計画を自分で立てられるのはもちろんのこと、それがⅰ経営者ⅱ税務署ⅲ金融機関のどの立場にたって考えた時も「正確」である事が、実はとても重要です。曖昧な事をしている人は、信用出来ませんもんね。なので今日行った、しっかりと考えて収支計画を立てるという事は、資金調達とも密接に関わっているのです。また、今回来てくださった山梨信用保証協会の皆様は、私たちの信用を担保して下さる支援機関です。なにか困ったことがあれば、支援機関の方に相談に行くのも1つの手である事を学びました。

 

⑥チェックアウト

ⅰどんな学びがったのか ⅱ48時間以内に何をしたいか、をそれぞれグループ内で共有し、付箋に今日の感想を書いて、本日のワークショップは終えました。

2.ワークショップの仕掛け・運営側の思い

今まで『営業戦略』や『プロモーション』を考えてくる中で、自分のやりたいことがわかってきたと思います。それが仕組化できるように、設計図(ビジネスモデル)を作ることを今回の目的としています。今回は知識だけではなく、自分のビジネスモデルを作ることに意味があります。ここで考えて頂きたいのですが、皆さんは何か物事を始める時、目標設定をしませんか?

仕事にしても、趣味にしても必ず自分が目指したいところがあると思います。ビジネスモデルも同じです。まず自分がどれくらいの金額が貰いたいのか、目標を決めるところから始めます。そこから、逆算していき、自分の事業にかかるお金はどのくらいなのか、それは手取り金に照らし合わせた時、適切な金額なのか、もしそうでないとしたらどこか節約出来るところはないのか。今回はこのように逆算して考えることで、自分の頭の中でイメージしているものと、実際に事業として動いている金額にズレがないのかを感じてもらうという狙いがありました。

 

また、ビジネスモデルを考えるということは、一見難しそうに思えてしまいます。なので多くの人がなんとなくで進めていってしまうステップとも言えるのではないでしょうか。

しかしビジネスモデルをしっかり組み立てるということは、事業を運営する上でも、資金を調達する上でも、とても大切なことです。なので「とっつきにくい」「難しい」という皆さんにも、親しみを持ってもらう為に身近な家計簿を使って練習していきました。

 

聞いたときは出来るような気がしても、自分が実際にやってみると出来ないことはよくあることです。出来なくてもいいのです。自分が出来ないということを"発見”してもらうことや「これは違う」「違和感がある」「これはピッタリくる」などの感覚を味わってもらうことを目指していました。

 

3.参加を通しての気づき

普段のビジネスモデルの立て方ではなく、逆算しながら実際にそれぞれの事業について考えることで、

 

『自分がしたいことが今考えているやり方では利益がないことがわかった』

『きちんと逆算して終始計画を立てようとすれば、あれ?おかしいな!っていう点が見えることがわかった』

『自分が目標としている利益を出す為には今まで考えていた売上目標(単価や客数)では届かないことに気づいた』

 

という参加者の声がありました。自分の事業にかかる金額を紙に書いて見える化することで、今までなんとなくで流していた”収支計画”というものを、再度確認でき、自分の理想と現状のギャップを感じられたようです。

 

今回のワークショップを終えて、”現実を突きつけられた”と少しモヤモヤした方もいれば、”見えたからにはやるぞ!”とスッキリした方もいるようです。どちらの方も今回のワークショップに参加しただけで満足するのではなく、持ち帰ってどうしたら利益を上げることができるのかを考え続けることが大切なのではないかと感じました。

 

また、4回目ということもあり、参加者と支援機関の方の関係性も出来てきているので、お互いにアドバイスやグループワークなど良い雰囲気でスムーズに行えました。これもco+ shegotoの最大の魅力だと思います。

 

以上インターン生望月でした〜!!


2018.10.23 Tue   co+shegoto2018講座vol.2『プロモーション戦略』

co+shehoto2018 講座vol.2 」「プロモーション戦略」 

2018年10月23日(火)

【午前の部】10:00-12:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

【夜の部】19:00-21:00 山梨県信用保証協会

 

こんにちは!インターン生の望月です。co+shegoto「講座vol.2 プロモーション戦略」が開催されました。今回の講座はなんだかモヤモヤしたり、大きな気づきがあったり、学びがあったりと、それぞれ皆さん思うことが色々あったのではないでしょうか?今回のレポートも実施概要や参加者の様子など、まとめていきたいと思います!

 

 

 1.実施概要と参加者の様子

「講座vol.2 プロモーション戦略」では、プロモーションをするにあたって自分で想定した顧客像から、ワークを通じた第三者の視点を顧客価値に反映させることで、より効果的なプロモーションを行うための基礎となる情報整理を学びます。

講座内容は、①本日の目的②チェックイン ③前回の振り返り④顧客って誰? ⑤顧客価値への反映 ⑥繋がる場所と関わり方 ⑦振り返り・チェックアウト という内容でした。

 

①本日の目的説明

今何かされてる方、されてない方がいる中で、自分自身の中で"お客様像"があると思います。しかしその"お客様像"を客観的に見ることはあまり出来ていないのでは?ということで4人のグループに分かれて、グループワークをすることで新たに顧客価値に気づくことが出来たり、より効果的なプロモーションをするための情報整理ができます。

 

②チェックイン

今回も、"この場に入っていく"という意味で、初めにみなさんでチェックインをしました。前回は、参加者全員が大きな円になるように座っていたこともあり、緊張したような雰囲気でしたが、今回は4人で一つのテーブルに座っていたので講座が始まる前からちらほらとお話をしていました。チェックインでは簡単にお名前と今の率直な気持ちを話しました。やはりチェックインをすると、さらに場が和むような感覚がありました!

 

③前回の振り返り

前回の講座で難しかった点は、そもそも営業する上で顧客と場面の状態がわからなかった人が多かったのではないでしょうか?自分の商品・サービスのお客様は誰?どういう価値を提供したいのか?が明確にわからなければいけません。前回の講座を踏まえた上で、今回の講座では具体的な顧客像を明確にしていきました。(前回の詳しい講座内容は一つ前のレポートを参考にしてみてください)

 

 

④顧客って誰?

前回のワークショップでどのような顧客像を思い浮かべたのか、を紙に箇条書きで書きました。

自分の顧客像を思い浮かべた所で、

 (1). 2分30秒間自分の商品や価値を喋る

 (2). 3分間グループで商品価値のフィードバック

をしていきました。

やはり自分では自分の価値がわからなかったり、自分の中でお客様はこの人だ!と思っていても第三者からすると「この人にもニーズありますよね」とか、「もっと○○をしたら、○○なお客様にもニーズ出てきますよね」など他人の目で見て、その人の価値を増やしていくことが出来ました。

 

次にフィードバックを元に、それって「どんな状況・状態」の「誰」なのかを何パターンか考えていきました。そして共有し、感想をもらいました。このワークを通して、今まで自分一人で絞っていたターゲットから、自分は考えもしなかったニーズや顧客像を思い浮かばせることが出来ました。自分の想定した顧客像と第三者から得た顧客像の共通点をくくり出すことでセグメントを切ることが出来て、より効率よくプロモーションをかけることが出来ます。

 

⑤顧客価値への反映

改めて第三者の話を聞いてみて、新しい価値や顧客像がわかってきました。見えてきた顧客のセグメントを参考に、最初に書いた文章を振り返り、新たに気付いたことをグループでシェアしました。

 

⑥繋がる場所と関わり方

これまでのグループワークで、自分の商品・サービスがどのような人達にとってどのような価値があるのかが分かってきました!

 

ではここで、突然ですが・・・釣りを思い浮かべて見て下さい。

どんなに魚にとって好物な餌があったとしても、その池に魚がいなかったら釣れません。プロモーションも同じです。例えば、高齢者向けのイベントをプロモーションするにあたって、SNSを使用しても効果がないのは明白です。私達には時間やお金などの制約がある中で、効率的にプロモーションしなければなりません。もう一度自分の顧客像と商品がどのような物なのか考え、その2つが繋がる場所はどこが適しているのかを考えました。またそこでは、顧客とどんな関わり方をしていることが理想かを考えていきました。

 

⑦振り返り・チェックアウト

チェックインをしたので、最後に振り返りをしつつチェックアウトをしました。「ふわっとしていた顧客像が少し明確になりました」「ターゲット、セグメントの大切さがわかりました」などスッキリと終わった方もいれば、なかなか文字に起こせず「モヤモヤ」する方もいました。

2.ワークショップの仕掛け・運営側の想い

前回のロールプレイが難しいと感じてしまったのは、自分自身の商品・サービスがどんな顧客像に合っているのか、またどのような価値があるのかがわからなかった点に原因がありました。

プロモーションは、チラシやSNSでの広報などをどのようにするかに目が行きがちですが、その前にセグメントを把握していることが大切です。

しかし、セグメンテーションを切るということは一人で黙々と考えても片寄った物になってしまいます。一方で家族や友人に相談をしても、似たような意見となってしまうのではないでしょうか。

 

そこで今回の講座では、上記でも述べたように"第三者からの意見"に重きを置き、今までにない新しい顧客像や価値を見つけていきつつ、その経験を通して他者の意見を聞くことの大切さに気付いてもらいました。他者のフィードバックをもらうことで、自分を俯瞰してみることができ、改めて事業を見つめ直すことが出来ます。

 

実は商品選定から買われ方(受け取られ方)まで、無意識に「自分の好きなこと」、「自分に都合がいいこと」だけになりがちです。限られた時間(チャンス)をモノにしていくためにも、「伝わる」ためのヒントが自分の周りに存在していることに気付いてもらいたいです。

 

またもう一つの狙いとして、"より自分の事業と向き合ってもらうこと"を重視していました。今回の講座は、セグメントやチャネルなど少し難しい内容に踏み込みました。参加者の振り返りでは、やはり「難しかった」「よく分からなかった」などの意見がありましたが、事業をする上でこの道は避けては通れない道です。今回はあえて、考えてしまうことを避けてしまいがちな部分に目を向けて真剣に考えるきっかけを作ることを意識しました。

 

初見であったり、現在(いま)は難しそうな言葉でも、何回も使い続けて、自分なりの用語の解釈を掴む頃には、金融機関・支援機関の方たちとの共通言語として、当たり前に使えるようになっていることでしょう。

 

3.参加者の様子

インターン生望月が今回の講座で感じたことは、やはり第三者の意見が大切!!ということです。私自身、悩み事などがあるとひとりで考えて答えを出そうとします。自分がこうだ!と思ったらなかなか他を見ることが出来なくなり、考えが凝り固まってしまうこともしばしば・・・

しかし、ひとりで考えることも大切ですが第三者からの客観的な意見が、時には新しい視点を与えてくれて、より広い考えが生まれることを実感することが出来ました。

また、このco+shegotoの参加者は、事業は違えど『起業をして事業を軌道に乗せたい』というゴールイメージは同じであるため、話していく度にお互いを高め合うことが出来ます。起業は孤独感がありますが、co+shegotoは"ひとりでない"、"一緒に頑張る仲間がいる"ということを毎回感じることができる場となっていました。

 

以上インターン生望月でした〜!!


2018.10.9 Tue   co+shegoto2018講座vol.1『販売戦略』

co+shegoto 「講座vol.1 販売戦略」が開催されました。今回も様々な気付きや学び、課題が見つかりました!実施概要や運営側の思い、参加者の反応など、インターン生、望月なりになるべくわかりやすいようにまとめていきたいと思います。

 

 

 1.実施概要

「講座vol.1 販売戦略」では、参加者が販売戦略についての知識を身に付け、実際にロールプレイによる営業実施をしました。

講座内容は①本日の目的説明 ②チェックイン ③買わない理由の勉強 ④ロールプレイ(1回目) ⑤振り返り⑥ロールプレイ(2回目) ⑦振り返り・チェックアウト という内容でした。

 

①本日の目的説明

本日は、想定した対象顧客に対するアプローチをロールプレイを通じて学ぶ講座とワークショップであることを話していました。はじめに目的を説明することで、その後のイメージが浮かびやすかったかと思います。

②チェックイン

初めに5〜6名程のグループに分かれ、「名前」と「今の気持ち」を一人ずつ話していました。

参加者は緊張していたのか、表情が硬かったのですが、チェックインをすることで一人一人話を聞くことが出来たので少し場が明るくなりました!

③買わない理由の勉強

欲しい物が目の前にあるのにお客様が商品を買わない時がある、なぜでしょうか。

各グループでお客様が商品を買わない理由について話し合いました。「販売側の態度が嫌」 「一度家に帰ってゆっくり考えたい」 「本当に必要なのか?」「もっと良い物が見つかるかも」など、様々な買わない理由が出てきました。

買わない理由を考えましたが、これは参加者が誰かに何か商品やサービスを提供するときも同じことが言えます。

④ロールプレイ(1回目)

そしてロールプレイという手法で、営業を実践してみました!

お客様と販売員にそれぞれ分かれ、自分の商品・サービスを売る、買う練習をしました。買ってもらったり、買わなかったりと様々なパターンがあり、お客様も販売員も苦戦していたようです。

 

⑤振り返り
ロールプレイ1回目の振り返りをグループでしました。「不安なことを言ったのにガン無視されました」 「日頃何してますか?から聞いてくれて話しやすかった」など参加者で振り返りをしたあと、NPO法人bond placeの小笠原が、質問の仕方のやりとりを実際にしていました。

 

⑥ロールプレイ(2回目)

実際に1回やったことと、質問の仕方を見たことにより、1回目よりもスムーズに考えながら営業することが出来ていました。

 

⑦振り返り・チェックアウト

ポストイットに、学びや気づきを書き参加者グループでシェアしました。チェックアウトをすることで、2時間の内容を思い出した後に言語化したので自分の中で整理することができました。

2.ワークショップの仕掛け・運営側の想い

今回のワークショップは、営業は説明ばかりするのではなく"ニーズを聞く"ということを大切にしていました。

販売側の一方通行だと、押し売り営業となってしまいます。ポイントとしては、営業は「売り込み」ではなく、「問題解決」だということ。相手との信頼関係をつくり、ニーズを聞き出し、ニーズに合った(問題解決となる)ものは何か、考えれるかどうかが今回の味噌でした!

とは言っても・・・

私たちは、知識を身につけるだけで何だか出来た気になってしまうことがあります。しかし実際にロールプレイの手法で実践してみると、「営業はやったことない」「ロールプレイが怖い」と思う人も沢山いました。やってみる中で、失敗してしまう人もいます。しかし、人が多いからこそこの場でやってみた甲斐があったと思います!

得意だったら、わざわざ来なくても自分で出来てしまいます。出来ないからこそ、この場に失敗しにきていいのです。営業を理解した上で、沢山失敗して次に活かせていけたらいいという運営側の想いがありました。

 

 

3.参加者の様子

初めはやはり上記でも述べましたが、「ロールプレイ不安」「営業わからない」という不安な声が多かったです。「私はこういうの苦手なんです」という女性もちらほら。しかし実際にやってみて、グループで振り返り、作戦を考えることで、一緒に頑張りましょうという空気感が生まれたように感じました。

1人では確かに不安な事も多いですが、みんな同じです。みんな不安で、出来ません。一緒に頑張れる仲間がいたからこそ、とりあえずやってみようという、参加者のモチベーションに明るい変化が出てきました!

またやっていく中で、「話を聞いてくれた」「自分の商品を買ってくれた」などの小さな成功から、自信がつくこともありました。

4.参加を通しての気づき

私が今回のco+shegotoの参加して気づいたことを書きたいと思います。

 

①実際にやってみることの大切さ

これまで沢山言ってきましたが、本当にやってみることって大事だな!と思いました。

頭ではいくらわかっていても、実際にやってみるとパニックになってしまって、何も言えなかったりしてしまうこともあります。

理解したつもりだけど、理解できていなかった。なんてことももちろんあります。

全てやってみたから気づくことができるのです。

私自身、営業だけでなく様々な場面で、頭で考えるだけでなく、とりあえずやってみるよう!と思えました。

 

②自分の商品・サービスについてより理解する

ロールプレイをする中で、「自信がない・・」と思ってしまうのは、自分がその商品・サービスに対してまだまだ理解していなかったり、深掘りしていないからであることに気がつきました。

商品が自分でもよくわからない、わからないから不安になる、といった負の連鎖になっていました。自分の商品・サービスをより理解して、これは誰の為の商品・サービスなのかを考えることが大切です。


2018.9.11 Tue   co+shegoto2018「オリエンテーション&ワークショップ」

今回co+ shegotoのインターンシップに参加させて頂くことになりました、山梨学院大学3年の望月梨央です。実際にワークショップに参加させて頂いたので、そこで私が感じたことをレポートとしてまとめていきたいと思います。

 

1.  ワークショップの概要

・主催 : 山梨県 受託事業者 : NPO法人bond place

・日時 : 2018年9月11日 (火) 10:00-12:00

・場所 : 山梨県中小企業会館

・参加者 : 52人 (参加女性32人、支援機関9人、運営スタッフ11人)

 

2. ワークショップの流れ

①オリエンテーション

 

②LEGO®︎を使ったワーク

今回は"LEGO®︎"を使ったワークを行いました。LEGO®︎SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材を活用したワークです。まず5人で1つのグループに分かれました。同じテーブルには、女性の参加者だけでなく、支援機関さんも同じテーブルに入っています。そして参加者一人ひとりにLEGO®︎が配られ、「できるだけ高いタワー」を完成させました。土台を確実に安定させてから作っている人や、色合いを気にしながら作っている人、不安定でもいいからとにかく高いタワーを作っている人、高いタワーの作り方は人それぞれで、作ったタワーをお互いに見ると、全く同じものがありません。

NPO法人bond placeの小笠原からは「全く同じものがないのは経験や考えが違うから。起業における考え方も同じ。一人一人の提供できる強みやサービスも多様性がある。自分の魅力や強みはあなた自身にあるもの」

そして作ったタワーの良い所を参加者同士でプレゼンし、そのタワーに意味付けをして自分を表しました。「私は心配性だから、土台を安定させたい」「前しか見てないからとにかく目の前にある目標に全力」など、タワーから自分の事を皆さん語っていました。目の前にあるLEGO®︎だけを見て話すことで、周りの目を気にせず恥ずかしさを忘れることが出来たようです。初めは皆さん緊張から、発言も少なかったですが、LEGO®︎を作り語っていくことで緊張もほぐれ、沢山笑い合い、お話しをしていました!

 

後半では、LEGO®︎で参加者が自ら感じている「現時点での不安や壁」を作りました。インターン・望月のグループでは、「家庭や金銭的に自分の思うように出来ない」「目標はあるのに、何から手をつけて良いのかわからない」など皆さん違った不安や壁を聞くことが出来ました。

違った不安や壁にも共通しているものも実はあったり、参加者同士で整理していきました。「これはどうして○○なの?」と質問され、咄嗟に答えることで「自分はこんなことを考えていたのか...」「こういう考え方もあったのか」と気づかされることも多かったです。

 

③振り返り

最後は2時間のワークショップから気づいたこと、次へのアクションを考え、ポストイットにまとめ、テーブル内で発表しました。

発表終了後は、壁に参加者一人一人の気づき、アクションを壁に貼って、ハーベスト(収穫)をしていきました。

3.参加を通しての気づき

インターン・望月が今回参加して印象に残ったことが2つあります。1つ目は、「LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材を活用したワークショップの力」、2つ目は、「co+ shegotoの役割」です。

 

  1. LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材を活用したワークショップの力
    ◼︎思考や感情の整理
    普段私たちは頭で考えたことに囚われがちですが、LEGO®︎ SERIOUS PLAY メソッドと教材を活用したワークショップが大切にしているのは”手で考える”です。何も考えず手を信じて作ったものに後からの意味付けや、他者からの質問を通して、自分の頭の中だけでは考えてもいなかった事が自然と出て、思考整理をすることができます。
    実際に後半では参加者の現時点で感じている起業においての不安や壁は何なのかを見える化しました。多くの人は、自分がどの問題につまづいているのかわからない状態で、問題を解決しようとしますが、まず自分の「何が問題なのか」を発見することで今自分が何をすべきかを明確にしていきました。

    ◼︎安心安全な場づくり
    一人一人が必ず自分の意見を話せる、聞いてもらえる場をLEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材を活用したワークショップでは作っていくことができます。ファシリテーターが問いを参加者に出します。一人一人が答えをLEGO®︎で作り、語り振り返ります。このプロセスから、必ず参加者全員が参加できるところもポイントです。
    また、LEGO®︎は6ピース組み合わせるだけでも、約9億通りパターンがあります。それと同じように人々が抱える想いや不安も多種多様です。人と違っていいんだ、自分の意見や考えが大事なんだ、話してもいいんだとワークを通しながら気づいていきました。
  2. co+ shegotoの役割
    一般的に起業支援といえば、事業計画の作り方や、会社の作り方、税金や資金繰りに目がいきがちですが、起業に関心があるなど、起業フェーズ0→1の女性にとっては相互のメンターになれることが重要です。なので、co+ shegotoで大切にしていることは「関係性の構築」です。起業といえば、自由な印象を持たれがちですが、それと同時に孤独で責任のあるものです。「誰に相談していいのかわからない」なんて声もワーク中に聞こえてきました。私が思った以上に「自分の考えを話してもいい」と思える場は中々ないのかもしれません。そんな中でco+ shegotoではこうした思いや悩みを話せる関係性を作るところから始めています。
    また、参加者一人一人、自分だけの悩みがあり、それをLEGO®︎で表現し、見える化する事で、co+ shegotoでは、その人に合ったその人だけの問題解決方法を提案してくれます。
    ここもco+ shegotoの最大の魅力であると感じました。

 

上記でも述べましたが、支援機関も含めたワークショップを行なっている点もco+ shegotoの魅力です。問題を発見する段階を支援機関と女性の方々が一緒にすることで、今参加者は何に悩んでいるのかなどを気づくことができます。想像的なものではなく、より具体的な現場に合った支援をこれからしていくためのきっかけにもなるのです。参加者の依存先を増やし、これからの支援機関の在り方も考え直すことの出来る場をco+ shegotoでは提供していました。

 

●今回のワークショップの様子が、山梨日日新聞に載っています!

ぜひご覧ください!