REPORT

co+shegoto2017 実施レポート

2017.12.3 Sun   co+shegoto2017「女性起業家フォーラム&プレゼンテーション」

co+shegoto  女性起業家フォーラム&プレゼンテーション

2017年12月3日(日)

13:00-17:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

 

co+shegoto「女性起業家フォーラム&プレゼンテーション」が開催されました。さて、今回はどのようなイベントとなったのでしょうか。イベント実施概要、イベントの仕掛けと運営側の想い、参加者の反応について、bond placeインターン生の依田ちゃんこと依田あずさがレポート。終わったばかりのイベントについて、ホクホクでフレッシュな情報をお届けします。

 

1.「女性起業家フォーラム&プレゼンテーション」の実施概要

「女性起業家フォーラム&プレゼンテーション」では、これまでの学びを通じて構築した自分のビジネスモデルとその実践について、プレゼンターが発表を行いました。

この日の講座は、①プレゼンテーション&フィードバック、②株式会社キャリア・マム 堤香苗さんによる特別講演、③クロージングという内容でした。

①プレゼンテーション&フィードバック

8人のプレゼンターが、自分のビジネスモデルについて語りました。「なぜ行動を起こしたのか」、「いかに行動すべきか」、「誰とともに何を行動しなければならないのか」を自分の言葉で伝えます。プレゼンターは、4人ずつ2つのグループ(グループA・B)分かれて発表しました。アイデアやストーリーを、5分という短い時間の中でプレゼンしました。スライド、自分の商品、写真など、それぞれの思いがいちばん伝わりやすいスタイルでビジネスプランを発表。プレゼンター一人ひとりの熱い気持ちが、観覧者の心をつかんでいました。

発表後、観覧者も交えたセッションが行われました。「プレゼンのここに共感した!」、「こんな協力ができる!」などのメッセージをふせんに書き、各プレゼンターの模造紙に貼りつけました。観覧者がプレゼンターに積極的に質問する姿が見られ、会場はおおいに盛り上がりました。

 

株式会社キャリア・マム 堤香苗さんによる特別講演

プレゼンテーション&フィードバックの次は、株式会社キャリア・マムの代表取締役である堤香苗さんに、講演をしていただきました。テーマは「女性のキャリアと社会を繋ぐ ~嘘のない経営~」。女性の起業支援に詳しい堤さんに、現在の活動や、いままでの経緯を交え、女性の力を活かす起業支援に求められているものについて、語っていただきました。堤さんの凛とした力強いメッセージに、参加者は真剣な表情でじっと聞き入っていました。

堤さんの講演を聞いたあと、参加者は4~6人のグループをつくり気づきをシェア。堤さんのお話を聞いて感じたことがたくさんあったのか、自然に輪をつくり互いに言葉を交わしました。

●株式会社 キャリア・マム ホームページ

 http://www.c-mam.co.jp/

③クロージング

クロージングでは、co+shegotoを主催した山梨県庁の新事業・経営革新支援課 内藤課長にお話をいただきました。内藤課長は「働きかたの選択肢のひとつとして、起業があると感じていただくことができ、co+shegotoをやってよかった」と語ってくださいました。そのあと、参加者みんなで記念写真を撮影して、そのまま交流会へ。会場はこの日の充実を表すように、笑顔と活気であふれていました。

2.ワークショップの仕掛け・運営側の想いを紹介

「今日をスタートにして、ゴールに向かって歩んでいってほしい」という運営側の思いから、今回のワークショップには発表と講義を組み込みました。

 

プレゼンテーション&フィードバック

今回、プレゼンテーションとフィードバックという形を運営側が採ったのは、参加者に思いを言葉にしてもらい、仲間をつくってもらうためです。ワークショップを受けるだけではなく、そこで学んだことを振り返り、自分の言葉で発表することで学びが整理されると、あらたな気づきが生まれます。また、一緒に活動してくれる人や、「こんな人知ってるよ!」といった紹介など、新たな人のつながりを得ることもできます。

 

株式会社キャリア・マム 堤香苗さんによる特別講演

「より広い視点で自分の想いやゴールを考えてほしい」という参加女性への「ギフト」の意味をこめ、堤さんに講演していただきました。「かっこ悪くても、自分で動きましょう!」。堤さんの言葉に、自分を奮い立たせた方も多いのではないでしょうか。いつか、こんな視点でビジネスや地域や社会を見てほしい。そんな思いを込めています。

3.参加者の様子

今回は、参加者からいろいろな表情が見られた1日でした。プレゼンターの女性たちは、自分の言葉で、事業への思いをいきいきと表現していました。今回のプレゼンはたった5分という時間でしたが、一日二日で、ここにたどり着けたわけではありません。自分の軸を見つけることから、思いを形にして、「仕事」にするまでには、たくさん悩み、時間もかかりました。だからこそ、それぞれのプレゼンは心を揺さぶるものがありました。観覧者も、うんうんと頷きながら、自分ごととしてプレゼンを聞いていました。会場はあたたかな雰囲気に包まれていました。

堤さんの講演では、参加者はきりりとした表情を見せていました。堤さんの思いがこもった言葉に背中を押され、気持ちがシャキッとした様子でした。

そして、最後の交流会では今後に向けてやる気にみなぎっている様子でした。今回のco+shegotoは、自分の目標に向けて、一歩踏みだすスタートの日になったのではないでしょうか。

 

4.参加を通しての気づき

さて、私、依田あずさが今回のイベントを振り返って考えさせられたのは、「一歩踏み出すことを、怖がることはない」ということです。

思いや計画だけでは何も変わらない。頭でわかってはいても、その一歩を踏み出すことはなかなか難しいものです。

でも、今回のco+shegotoでは、困ったときに頼れる人や、ともにがんばる仲間がいました。手を差し伸べてくれる人の存在にも気づくことができました。私たちは一人じゃない。たくさんの人に見守られ、助けてもらいながら、自分のゴールに向かっていけばいいのです。どんなに小さくても、自分で踏み出した歩数を増やしていけば、前に進むことができます。途中立ち止まっても、後ろを振り返ってもいいと思います。そんなとき、助けてくれる環境が山梨にあるということを実感できたco+shegotoだったのではないでしょうか。

今回のイベントは、あくまでもスタートです。ゴールにたどり着けるかは、これからの自分次第。

 

少しずつ、歩数をふやしていきましょう!!


2017.11.15 Wed   co+shegoto2017「先輩の現場見学会」

co+shegoto2017 講座vol.4「先輩の現場見学会」

2017年11月15日(水)

【午前の部】10:00-12:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

【夜の部】19:00-21:00 山梨県信用保証協会

 

co+shegoto「講座vol.4 先輩の現場見学会」が開催されました。さて、今回はどのようなイベントとなったのでしょうか。イベント実施概要、イベントの仕掛けと運営側の想い、参加者の反応について、bond placeインターン生の依田ちゃんこと依田あずさがレポート。終わったばかりのイベントについて、ホクホクでフレッシュな情報をお届けします。

 

1.「講座vol.4 先輩の現場見学会」の実施概要

「講座vol.4 先輩の現場見学会」では、自分が起業する姿をイメージするため、先輩起業家のお話を聞きに行きました。この日の講座は、⑴起業した先輩の現場見学、⑵資金計画についてのインタビューという内容でした。

 

⑴起業した先輩の現場見学

①〈DVD鑑賞〉ホームエステsmilyオーナーセラピスト/美塾メイク教室講師/スマイリーセラピスト養成スクール講師 志田さおりさん

先輩起業家1人目は、美容家の志田さおりさん。志田さんは、自身の病気がきっかけとなり、起業することを決意しました。メイクやセラピストの育成に加え、病気で亡くなった方のご家族から「志田さんのマッサージに救われました」と声をかけられたことで、ボランティアも取り入れました。

志田さんから学んだことは、「好きな仕事なら続けられる」ということ。志田さんの中には、仕事に対してしっかりとした思いがあります。避けられない壁に当たったときでも、好きだから続けられる、なんとかしてうまくやろうと思える、と語ってくださいました。

 

②古民家レストラン「愛と胃袋」 石田恵海さん

石田さんは、東京三軒茶屋から北杜市須玉へ移住しました。立派な古民家で夫婦でレストランを営んでいます。4か月の赤ちゃんをあやしながら、インタビューに答えてくださいました。石田さんは、フリーランスになってから7年目。いろいろな場所を探し回り、須玉の古民家に自分のお店を構えました。

そんな石田さんから学んだことは、「どうしたらお客さんに喜んでもらえるかを考える姿勢」。石田さんのお話の中には、東京からのお客さんに楽しんでもらうための工夫や、三世代で来店してもらえるような気づかいがみられました。お客さんを思ってこそ、いい仕事ができるのだということを学びました。

 

③バスで昼食(パンとクッキー)

「つながるカフェ tobira」上田聖子さんのパン、「パンのオオトヤ」大戸洋子さんのパン、「mel bake shop」古屋ちかさんアイシングクッキーを昼食としていただきました。おいしいパンとクッキーに、参加者は満面の笑みを浮かべていました。バスの中は遠足のようなワクワク感であふれていました。

④企画デザイン制作会社「DEPOT Inc.」 宮川しおりさん

宮川さんはもともとはプロデュース会社に勤めていましたが、コンセプトなどの根幹の部分を提案する仕事の大切さに気づき、独立しました。当初は「女で生意気だ」、「学べないから東京に出ろ」などと言われ、苦労することもありました。しかし、地方の方が未開拓の部分があって面白い、自分がやりたいことを選択できるということで、山梨での起業を選択しました。今では、会社の一員ではなく「宮川さん」として仕事をいただくこと楽しいと語ってくださいました。

宮川さんから今回学んだことは、「自分のコンセプトをもつこと」の大切さ。他の人との違いを意識することで、やりたいことがブレないことを教えていただきました。また、自分のコンセプトを見つけるため、いろいろな事例を調べるなどのインプットが重要だということも教えてくださいました。

 

⑤「クラフトラボ」見学

「クラフトラボ」は、「甲府のまちなかにお店を持ちたい」というジュエリーやクラフト産業のクリエイター・デザイナーに、チャレンジの場として貸し出しているポップアップストアです。甲府市の職員さんに案内していただきながら見学しました。

 

⑵資金計画についてのインタビュー

起業するにあたっての資金計画について、2人の先輩起業家のお話を聞きました。「文化のるつぼ へちま」を見学後、3階スタジオにて、支援機関の担当者を交えてインタビューしました。1人目は、実家をリノベーションし、スイーツ製作販売をされている「mel bake shop」古屋ちかさん。2人目は、甲斐市の馬小屋をリノベーションし、ハーブティー製作販売やせっけん教室などを開催されている「kurumiハーバルワークス」の降矢みゆきさんです。

今回お二人のお話から学んだことは、「頼ってもいい」ということ。事業計画書をつくるにあたって、知識自体がなかったり、計画書に空白があったりしたら、支援機関さんとお会いするのにも抵抗を感じてしまいます。でも、“知らないことをはずかしがらなくていい”、“助けてもらうことをありがたく受け取っていい”とお二人は語ってくださいました。お二人の言葉を聞き、参加者はほっとした様子でした。


2.ワークショップの仕掛け・運営側の想いも紹介

今回のワークショップでは、起業を実現するイメージを思い描いてほしいという運営側の思いから、現場に足を運ぶ見学会を開催しました。

⑴先輩の現場見学では、自分の仕事をつくりだしている人に会うことで、自分が起業するイメージを持ち、やりたいことを再確認することを目的としました。

⑵資金計画についてのインタビューでは、①融資や助成金を得ることのハードルを下げること、②産業支援機構さん、保証協会さんを身近に感じてもらうことを目的としました。インタビューをした2人の先輩も、最初は支援機関さんには怖いイメージがあったそう。しかし、関わり続けていくうちに、自分の事業を応援してくれていること、わからないことにも丁寧に対応してくれることが分かったそうです。参加者の女性からも「恐そう」という声が聞こえましたが、先輩のお話を聞いて安心する様子がみられました。

 

3.参加者の様子

参加者は、バスに乗って出かける現場見学会に、とてもウキウキしている様子でした。バスの中では、近くの席の女性ともすぐに打ち解け、おしゃべりや情報交換をする場面もみられました。

また、見学では、起業した先輩のお話を吸収しようと、真剣なまなざしを向けていました。先輩に積極的に質問したり、名刺を交換したりしていました。充実した学びの時間に、参加者はとても満足した様子でした。

 

4.参加を通しての気づき

さて、私、依田あずさが今回のイベントを振り返って考えさせられたのは、「自分のコンセプトを持つことで、いきいきと働くことができる」ということです。

先輩起業家の共通点は、自分にしかできないことを見つけていること。ほかにはない自分だけのコンセプトを持っている人は、いきいきと働いているなと感じました。

また、自分のコンセプトを見つけるためには、人の話を聞く、足を運ぶといったインプットが大切だということも学びました。そうすることで自分の強みが見えてきたり、人との会話から「自分にできることはこれだ」と気づきをもらえたりします。自分の掘り下げのような「内の学び」も大切ですが、今回の現場見学会のような「外の学び」も続けていくことが大事だと思いました。

 

以上、NPO法人bond place インターンの依田あずさでした!


 2017.11.1 Wed   co+shegoto2017 講座vol.3「売上予測と収支計画」

co+shegoto2017 講座vol.3「売上予測と収支計画」

2017年11月1日(水)

【午前の部】10:00-12:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

【夜の部】19:00-21:00 山梨県信用保証協会

 

co+shegoto「講座vol.3 売上予測と収支計画」が開催されました。さて、今回はどのようなイベントとなったのでしょうか。イベント実施概要、イベントの仕掛けと運営側の想い、参加者の反応について、bond placeインターン生の依田ちゃんこと依田あずさがレポート。終わったばかりのイベントについて、ホクホクでフレッシュな情報をお届けします。

 

1.「講座vol.3 売上予測と収支計画」の実施概要

 

「講座vol.3 売り上げ予測と収支計画」では、お客様に愛されながら事業を続けていくために必要なことを学びました。この日の講座は、①価値と価格の関係性について、②収益モデルについて、③お金の計画について、④起業にとって鍵となるパートナーについて、という内容でした。

 

①.価値と価格の関係性について

アイスブレイクもかねて、折り紙で箱をつくりました。一人ひとり違った箱ができあがり、個性が光ります。そして、4~5人のグループで箱を使った新規事業を考えて、全体に発表しました。実用的なものからおもしろいものまで、つくったばかりの折り紙の箱から、たった5分間のアイデアだしですが、違う経験や価値観と違う者同士だとたくさんのアイデアが生まれました。

 

②.収益モデルについて

起業をするのは簡単、でも続けることは難しい。そのためにも、商品やサービスを継続モデルにして売り上げを長期的に確保していくためのペルソナをワークで考えました。

 

③.お金の計画について

事業を続けていくためには、いくら利益をあげていく必要があるのか(収支計画)、起業するのにいくらのお金が必要なのか(資金計画)を把握することが重要です。

数字に苦手意識がある方がほとんどだったので、まずは変動費や固定費の計算を、家計簿に見立てて売り上げから利益までの構造を理解し、その後カフェ経営の問題を使って練習しました。

 

④.起業にとって鍵となるパートナ―について

自分が事業で何らかの困ったとき、思い出せる人を書き出してみました。連携できる人、頼れる人がいれば、本当に困ったときにでも、苦手分野を一緒に乗り越えられる可能性が高くなります。

2.ワークショップの仕掛け・運営側の想いも紹介

今回のワークショップでは、“好きな事業を続けてほしい”という運営側の思いから、実践型の内容を組み込みました。

 

①.価値と価格の関係性について

折り紙の箱を使ったアイデア出しは、「もともと持っているものに価値がある」ことに気づいてもらいたいという思いから取り入れました。女性には、潜在的に、たくさんの力が備わっていると、運営側が考えています。そんな女性本来の力に気づいてもらいたいという思いを込めました。

 

③.お金の計画について

女性には日々のくらしの中に計算をしてお金をやりくりする力が備わっているという思いから、収支計画についてのワークも取り入れました。運営側は、講座を進める中で、女性の「直感やアイデアによって行動できる力」の力強さを感じています。でも、「直感やアイデアによって行動できる力」だけでは、継続は難しいのです。その力を使って自分の夢を実現して続けていくには、売上や利益といった数字を理解することが大切なのです。数字は苦手…という人もいましたが、女性はいつも家計のやりくり得意なはず。その力は、十分備わっているのです。その力を自分の事業にも生かしてほしいという思いから、このワークを取り入れました。

 

④.起業にとって鍵となるパートナ―について

キーパートナーが分かればつなぐことができるから。わたしたちNPO法人bond placeがこのプロジェクトの中で最も重要な起業の要素ととらえているのが、人と人をつなぐことです。これまで活動するなかで、人と人がつながったときに生まれるたくさんの化学反応を見てきました。一人でずっと悩んでいたことが、誰かとつながることであっという間に解決してしまうことは、よくあること。ただでさえ、時間に制限がある女性だからこそできないことがあるなら、そこは無理せずに早めにできる人にお願いすればいいのです。つながればいいのです。そんな発想を持ってほしいと考えました。

3.参加者の様子

参加者は、いままでの講座の中でも、とくに真剣な表情を見せていました。

ここまでの講座では、「自分は何をやりたいのか」という自分の軸を固めたり、の営業の方法を学んだりしてきました。今回は、お金について学び計算も行うことで、さらに事業の実現に近づいていったように見えました。中には、「自分のやりたいことが具体的になってきた!」という声も。

計算のワークでは、どこから手をつけるか悩んでいる姿も見られましたが、だんだんと手が動くようになってきます。まわりの人と相談したり、協力したりしながら、“とにかくやってみよう!”とする前向きな姿が見られ、会場が盛り上がっていました。

 

 

4.参加を通しての気づき

さて、私、依田あずさが今回のイベントを振り返って考えさせられたのは、やりたいことの実現にはロマンとそろばんの両方が大事ということです。

夢やビジョン(ロマン)を持つと、モチベーションが高まり、それが、行動のためのエネルギーになります。でも、それだけでは足りません。やりたいことを続けていくためには、お金、時間、そしてお客様にどんな価値を提供できるかについて考えること(そろばん)も必要なのだと学びました。

女性は普段からお金や時間をやりくりしています。つまり、実はお金のやりくりって、実は女性が本来持ってる力なはず。そんなふうに見方を変えたら、起業した後の事業の継続にも、女性の得意なことを生かせるのではないかと思いました。改めて、女性の持つ力には、そもそも価値があるものだと感じました!

 

以上、NPO法人bond place インターンの依田あずさでした!


2017.10.18 Wed   co+shegoto2017 講座vol.2「販売戦略」 

co+shehoto2017 講座vol.2「販売戦略」 

2017年10月18日(水)

【午前の部】10:00-12:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

【夜の部】19:00-21:00 山梨県信用保証協会

 

co+shegoto「講座vol.2 販売戦略」が開催されました。さて、今回はどのようなイベントとなったのでしょうか。実施概要、イベントの仕掛けと運営側の想い、参加者の反応について、bond placeインターン生の依田ちゃんこと依田あずさがレポート。終わったばかりのイベントについて、ホクホクでフレッシュな情報をお届けします。

 

1.「講座vol.2 販売戦略」の実施概要

 

「講座vol.2 販売戦略」では、参加者が販売戦略について学習し、営業実践にも挑戦しました。この日の講座は、①チェックイン、②ビジネルモデルの共有、③買わない理由の勉強、④ロールプレイ、⑤チェックアウト、という内容でした。

 

①チェックイン

最初に、参加者は4~6名ほどのグループに分かれて「今の気持ち」をひとり30秒で話しました。

 

②宿題のビジネルモデルの共有

次に、「自分のサービスが、どんなお客さんのどんなニーズを満たすのか、そのためにどんな価値を提供しているのか」について5分で説明し合いました。説明には、宿題となっていたビジネスモデルキャンバスを使います。話し手は、身振り手振りを交えながら、自分の商品について一生懸命話します。聞き手は、ときに相づちを打ちながら熱心に耳を傾けました。

 

③買わない理由の勉強

さらに、商品・サービスが購入にいたらない理由はなにかを考えました。参加者からは、「他にもいいものがあるかもしれないから」、「もったいないから」などの意見が上がりました。

 

④ロールプレイ

そして、ロールプレイの手法で、実践的な営業にもチャレンジしました。お客さんと販売する側に分かれ、自分の商品・サービスを買ってもらったり、ほかの人を紹介してもらったりする練習をしました。振り返りでは、ポストイットにもっとも印象的だった営業役の「よかったところ」を記入してわたし、フィードバックを行いました。

 

⑤チェックアウト

最後に、今日の気づきをグループで共有しました。参加者それぞれの気づきを書いたポストイットを一か所に集めて、みんなで鑑賞しました。

2.ワークショップの仕掛け・運営側の想いも紹介

今回のワークショップには、「人に声をかけるのは怖くないということを体感してほしい」という運営側の思いを込めています。それを実感してもらうために実践型の内容を組み込みました。

 

チェックイン

時間感覚を身につける効果を期待しています。営業時はお客さまの時間もいただいています。自分の言いたいことを短時間で端的に伝えることが重要です。

 

ビジネルモデルの共有

自分の商品やサービスについて話すことに重点を置きました。人と話すことで商品やサービスのあいまいな部分に気づいたり、ブラッシュアップしたりできます。また、類似サービスと何が違うかを考えると、ほかとの差別化を図れます。

 

買わない理由の勉強

ここでの目的は、一方通行だと売り込みになってしまうことを学びました。ポイントは、営業は「売り込み」ではなく、「お客様の問題解決」だということ。相手のニーズ・関心を理解し、相手によって話し方を変えることが営業のポイントなのです。

 

ロールプレイ

人に声をかけることに慣れ、営業を体感してみてほしいという思いから、実践的なワークを行いました。頭では「営業は売り込みじゃない」と分かっていても、売り手は思いがあふれて多くしゃべってしまいがち。お客さまに質問することの難しさを体感しました。また、実際やってみることで、買ってくれない人にどれだけ時間をかけるかということも考えることができました。

 

チェックアウト

チェックアウトでは、一人ひとりの気づきを集め、1か所にまとめました。他の人の視点から新しい気づきを得る効果を期待しています。

 

プログラムのデザインと、イベントのファシリテーター(進行役)を務めた小笠原祐司さん(てっちゃん)は、「頭で理解するだけではなく、実際にやってみることで、お客さんに話しかけるのが怖くなくなるといいなと思いました。そのためには、いろんな人に話しかけるというステップが大切かなって考えたんです」と笑顔で話しました。

3.参加者の様子

今回のco+shegotoは、最初から最後まで、とにかく“いっぱい話した!”という印象でした。短い時間で、人に伝えたいことを伝える、という場面がたくさんありました。

「楽しかった!」という声や、「実際に人が相手だと違う」、「短い時間で理解してもらうのは難しい」という声まで、それぞれの参加者の気づきがたくさん聞こえました。依田も参加者の一人として加わりながら、とても充実した二時間だったと感じることができました。

そして、co+shegotoはこの人にこんなところがよかったと吸収できたり、まだ自分にはないけど他の人から学べることがあったり、ここがよかったと褒めてもらえたり。お互い切磋琢磨できる空間だなと思いました。

 

4.参加を通しての気づき

さて、私、依田あずさが今回のイベントを振り返って考えさせられたのは、「まずはやってみることって大事だな」、ということです。

参加女性の姿を見て、頭では何となく理解していても、いざやってみるとなると意外に難しいことってあるんだな、ということに気づかされました。最初は少し勇気が必要だったり、恥ずかしかったりします。だけど、失敗しても学ぶことがあるから、“怖がらずにチャレンジしていいんだ!”と感じました。そして、1回でうまくできなくてもよくて、いろんな人と話しながら試行錯誤していくのって楽しいのかもしれないな、と思いました。

これからまだまだ続くco+shegoto。次回お会いするまでに、私も「やってみる」ことを大切にします!

 

以上、NPO法人bond place インターンの依田あずさでした!


2017.9.27 Wed   co+shegoto2017 講座vol.1「ビジネスモデル構築」

co+shegoto2017 講座vol.1 ビジネスモデル構築

2017年9月27日(水)

【午前の部】10:00-12:00 セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

【夜の部】19:00-21:00 山梨県信用保証協会

 

co+shegoto「講座vol.1 ビジネスモデル構築」が開催されました。さて、今回はどのようなイベントとなったのでしょうか。イベント実施概要、イベントの仕掛けと運営側の想い、参加者の反応について、bond placeインターン生の依田ちゃんこと依田あずさがレポート。終わったばかりのイベントについて、ホクホクでフレッシュな情報をお届けします。

 

1.講座vol.1 ビジネスモデル構築の実施概要

 

「講座vol.」1では、参加者がみんなでビジネスモデルを構築する方法を学び合いました。この日の講座は、①アイスブレイク、②ビジネスモデル構築のワークショップ、③この日の気づきを振り返るチェックアウト、という内容でした。

 

①アイスブレイク

アイスブレイクでは、「共通点探しゲーム」を行いました。制限時間の中で、グループメンバーの共通点を挙げていきました。「~に行ったことがある!」、「~が好き!」などの共通点を見つけていき、15個も共通点が見つかったグループもありました。その後、自己紹介をし、徐々に会場が温まっていきました。

 

②ビジネスモデル構築のワークショップ

ビジネスモデル構築のワークショップでは、ビジネスモデル(事業戦略)を作る準備として、ロジックモデルについて勉強しました。ロジックモデルとは、事業の成果をもたらす確度を上げるために、原因と結果の因果関係(道筋)をあらわした仮説(設計図)です。

 

このロジックモデルについて、「ダイエットプロジェクト」「飲食店」の2つの例を使って学んでいきました。「なるほど」「あるある」と納得や共感から笑顔がこぼれる瞬間もありましたが、メモをとる姿からは真剣さをひしひしと感じました。

その後、実際に自分でロジックモデルを紙芝居で作ってみました。最初は「難しい」という声もありましたが、悩みながらもチャレンジし、どの女性も自分だけのストーリーを作ることができました。

最後に、数回をペア変更しつつ自分の紙芝居について相手に伝える練習をしました。回を重ねるごとに、どんどん自信をつけていったように見えました。

 

③チェックアウト

チェックアウトでは、今日の学びや感想をグループでシェアし、発表するたびに拍手が起きました。ロジックモデルの構築なんて、みんなこれまでにしたことがなかった様子。ドキドキの体験をみな、目を輝かせながら打ち明けていました。

2.イベントの仕掛け・運営側の想いも紹介

 

今回のイベントでは、自分が『本当はどうしたいんだっけ?』ということを問い直し、気づきを得ることが大切なポイントです。

 

まず、アイスブレイクでは、共通点見つけることで参加者同士が話しやすくなる効果を期待しました。

そして、ビジネスモデル構築のワークショップでは、未来像をイメージし、「自分のやろうとしていることが、本当にやりたいこととあっているのか?」を考えるため、具体例を使ってロジックモデルを勉強しました。

さらに、紙芝居を用いたロジックモデルづくりでは、自分がやりたいことを紙に書きだし、人に話すことに重点を置きました。言葉にすることで考えが整理されると同時に、話すのが上手になり、自信をつけることができます。

 

プログラムのデザインと、イベントのファシリテーター(進行役)を務めた三澤さんは、

「ロジックモデルを作ることで、やろうとしていることが出したい成果(アウトカム)に本当につながっているかを確認することができます。そのためには、こういうステップは外せないかなって考えたんです」と話しました。

3.参加者の様子

 

今回の「co+shegoto」では、参加者同士で積極的に対話をしている様子が見られました。対話の中でアイデアがでてきたり、一歩踏み出せたり。そんないい流れが生まれているように見えました。

自分一人で考えていると、何がやりたかったのかぐるぐる、もやもやしてしまいがち。

話せれば誰でもいいわけではなく、近所の人や、ママ友には起業の話をしづらいとこともあると思います。

co+shegotoは、「仕事」「起業」という共通点があるからこそ、思い切って話ができる場。参加者とのいい出会いもたくさんあります。お互い刺激しつつ、自分の思いも深まっていく。そんな素敵な空間ができていました。

 

 

4.参加を通しての気づき

 

さて、インターンの依田ちゃんこと依田あずさが今回のイベントを振り返って考えさせられたのは、「夢を口に出す」ことで、女性はキラキラ輝けるということ。

自分がやりたいことを自分の言葉で話すって、簡単なようで、ちょっとした壁がありますよね。

恥ずかしかったり、うまく言えなかったり…。

今回の「co+shegoto」では、自分がやりたい!!と思えることを、ワークの中でどんどん口に出して行きました。やりたいことがよりハッキリ見えてきて、もっと考えたい!と思える部分が見つかり、助けてくれる人、応援してくれる人が現れて…。まさにいいことずくめです。

 

紙芝居のフィードバックでは、ためらっていた部分を聞いてもらったことで言葉にできた、という参加者もいらっしゃいました。今回の参加者の女性たちは、すでに壁を越え始めているのですね(*^-^*)

これからまだまだ続く「co+shegoto」。次回お会いするまでに、私も成長していたいなーと思いました!

 

以上、NPO法人bond place インターンの依田あずさでした!


2017.9.10 Sun   co+shegoto2017 オリエンテーション&ワークショップ

1.ワークショップの概要

・主催:山梨県 受託事業者:NPO法人bond place
・日時:2017年9月10日(日)13:30-16:30

・場所:セミナールーム昭和(山梨中央銀行昭和支店 2階)

・参加者:64人(参加女性44人、支援機関11人、運営スタッフ9人)

 

2.ワークショップの流れ

①チェックイン

②共通点仲間さがし

③LEGOを使ったワーク

今回はデンマークのおもちゃ「LEGO」を使ってアヒルをつくるワークを行いました。

最初に4~6名のグループに分かれます。

そして参加者一人ひとりがLEGOのブロック6つで簡単なアヒルを完成させました。たったの6ピースなのに、なぜか、アヒルの形はみんなバラバラです。ひとつとして同じデザインになったアヒルはいませんでした。こんなにシンプルなのに、多様性がばっちり表れてしまうから不思議です。

参加者同士で、つくった自分のアヒルの感想をシェア。それから、一人ひとり、つくったアヒルの好きなところを指さしてプレゼンしました。

 

インターン・依田のテーブルでは、

“羽を付けたアヒル”をつくり、「羽ばたきたいけど羽ばたけてない自分を表しています」といった意見や、“足元を主張したアヒル”をつくり、「どっしり構えたいんです。安定感が欲しいから土台をしっかりさせました!」といった意見が上がっていました。

 

 

参加者はみんな笑顔で自分のことを語ります。LEGOのアヒルを通すことで、自分のことを語る恥ずかしさや気後れがなくなるようです。みな最初は緊張した面持ちでしたが、“自分のここが好き!”ということを、全員が肯定していきました。

 

④ワールドカフェ

ワールドカフェは、多用な参加者がお互いに語り合い、これまでと違った視点に気づくことで視野を広げていく対話の手法です。4~6名でグループになって、「問い」ごとにテーブルのメンバーを変えて対話をします。

「自分らしく働いている状態って、どんなときですか?」

「自分らしく働くために、一番大切にしたいのはどんなことですか?」

このような「問い」をもとに、各テーブルで話が広がり、深まります。まだ、知り合ってほんの1時間程度とは思えないくらい、みんなよく話します。たくさんの思いがたくさんの言葉になり、会場がだんだん暖かくなっていきました。

 

⑤ハーベスト

最後には、“今日感じたこと”、“学んだこと”をポストイットに書いていき、テーブル内で共有しました。

 

 

⑥チェックアウト

3.昨年度からの変化

昨年度からの変化として、参加者の多様化がみられました。

目立った変化は、年齢層の幅の広がりがみられるようになったこと。子育てを終えて時間ができた女性だけでなく、すでにお孫さんもいる女性まで、年齢の幅が広がっていました。

また、一人で参加する女性も増えていたようです。知り合いと一緒に来るとどうしても知り合い同士で固まってしまいがち。勇気をもって一人ででも参加してくれる女性が増えていることをうれしく感じました。

さらに、具体的な方法、ビジョン、人脈、場所が決まっている人、覚悟が決まっている人も見られました。バラバラに来たからこそ、集まったメンバーに多様性がありました。

 

 

4.参加を通しての気づき

インターンの依田が参加して、気づいたことが3つあります。一つ目は「場としての「co+shegoto」の役割、二つ目は「女性という生きかた」の捉え方の変化、三つ目は、自分に向き合う機会の提供です。

 

⑴場としての「co+shegoto」の役割

 

今回のワークショップでは、「もっとこういう場が欲しい」という声がたくさん上がっていました。私もワークショップに参加して、「co+shegoto」には、以下の3つの役割があると考えました。その役割とは、「家庭以外で自分の居場所としての場」、「悩みを言える場」「さまざまな価値観を吸収したり、自分を見つめ直したりする場」です。

 

①家庭以外で自分の居場所としての場…ずっと子育てばかりだと気が病んでしまいます。家庭事情から解放される場が必要です。

②悩みを言える場…「不安」を言える、「助けて」と言える場が必要です。

③さまざまな価値観を吸収したり、自分を見つめ直したりする場…ワークショップで、人間関係作りを学び、新たな刺激を受けたり自分の価値観を形成したりできる場が必要です。

 

今回のワークショップは、起業することを目標のひとつに置いています。しかし、参加者全員がそれを目指す必要は決してないとも考えています。「人と人とをつなぐ場づくり」としての役割が持っているのが「co+shegoto」です。まずはそこから、視野を広げていくことが大切なのです。

一「こういう場が少ない」、「山梨にもっと欲しい」、「こういう場を作りたい」という声が多く聞かれたことから、女性が求める「場」は、未だ少ないのかもしれないと感じました 

 

⑵「女性という生きかた」の捉え方の変化

①自分の時間をつくる

お子さんがいらっしゃる参加者の話を聞いて感じたのは、「日曜日の昼間に子どもを置いてくるのは大変」ということです。誰かに預けたり、家事を片づけたりするのも一苦労。しかし、ある女性は、「家にいると、家庭のことがぜんぶ見えてしまうから、つらいことがある。家族を大切にする=一緒にいる時間が長ければいいってもんじゃない。子どもにも社会性がつくから、子どもを預けてきて自分1人の時間をつくってもいいのでは」と話してくださいました。

「子どもとの時間が、自分の時間です」ではなく、時間をやりくりして、「自分の時間」をつくる。これは簡単なことではありません。でも、忙しく生きる女性に大切で、必要なこと。女性がこういう場に出てくるためのキーワードの1つは「時間短縮=時短」かもしれないと感じました。

 

②女性って楽しい!

今回のワークショップの中でもっとも印象的だったのが、「女性って楽しい」というひと言でした。女性にはたくさんの役割があります。母親、妻、娘、ご近所さん……。女性は人生でたくさんの役目をもち、その1つ1つが重要です。そして、忙しさに振りまわされてしまうと、ときにはネガティブな印象を抱きがちになってしまいます。

しかし、裏を返せば、いろいろな役割があるからこそ、いろいろな人生を生きられるのかもしれません。「女性って楽しい」というひと言から、女性という生き方は、“もっとポジティブにとらえることができる!”と気づかされました

女性は家族を大切にしたいという思いや強い責任感から、自分のやりたいことを後まわしにしがち。複雑な思いがあって、素直にやりたいことをやりたいと言えないこともたくさんあります。でも、仕事も家庭も両方大切にしたいという、強さや明るさを兼ね備えているのもまた女性です。「あきらめてグチる」から「求めてときめく」に女性が変わっていく姿を、今後も見ていきたいと感じました。

⑶自分に向き合う機会の提供

①一人ひとりのスタートとゴール

参加者の女性は、自分がやりたいことのスタートもゴールもみんな違います。そんな参加者だからこそ、“個々への支援”が欠かせないように感じました。

自分がやりたいことをしっかり語れる女性、まだまだ悩んでいる女性。参加者のステージはさまざまで、中には“自分が何かやりたいという女性のロールモデルになるんだ!”と意気込む方もいらっしゃいました。参加者はみな、自分とは違った価値観や目標を持つ女性と触れ合うことで、お互いにいい刺激を与え合っていたようです。

しかし、逆に言えば、彼女たちには、ロールモデルがありません。自分の道を自分で確立していかなければならならないのです。自分で仕事をつくって、自分でどう働くかを決めていくのです。もしかすると、型にはまったり、誰かを模倣しりするほうが楽なのかもしれません。でも、それでは自分のやりたいことができなくなってしまいます。

協調や同調が得意な女性だからこそ、「他者と違う」ことに抵抗を持たず、自分を肯定できるようになるには時間がかかる場合も考えられます。他者の良さを認めつつ、自分の軸をつくるためには、個々への丁寧な支援が重要になるかもしれません。

 

②自分の壁

参加女性との会話の中で感じたのは、自分に向き合うことの難しさです。

ワークショップの前半では、会話の中でも、「自分で制限を設けてしまうところがある」という声が多く上がりました。“上手くいくのかなぁ…?”という不安が、一歩踏み出すことにとまどいを与えているように見えました。

しかし、ワークショップの後半では、参加者同士で会話することで、「一歩踏み出せばたいしたことないかも」、「行動が大事かも」というような前向きな声が上がるようになりました。

思い込みの壁が小さく見えたり、意外と簡単そうに見えたり。自分のやりたいことを、話すことで整理し、原点に立ち返ることができると、女性たちはとてもいきいきした表情に変わってくのが印象的でした。

自分と向き合うことは、簡単そうで難しいことです。しかし、ワークショップの中で、参加女性たちは、自分の思いや夢と向き合い、自分で自分に寄り添っていけるようになっていると感じました。

 

 

回数を重ねるごとに、参加者がどんなふうに変わっていくのか運営スタッフのひとりとしてもとても楽しみです。今後も、ぜひ、「co+shegoto2017」をチェックしてみてくださいね!

 

次回の講座が終わったら、またレポートしたいと思います!

 

以上、NPO法人bond place インターンの依田あずさでした!